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養母の凄い人生

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兄が出来た
私の次に養子に来たのが、店に食材を卸しに来る18歳のうら若き青年だった。家に来るといつも私たちと遊んでくれていたのだが、我が家には男手がなかったので力仕事や梯子が必要な高所作業などをして帰っていくこもあった。ある時から「お兄ちゃん」と呼ぶように突然母からいわれた。姉と私は驚いたが本当のお兄ちゃんになってくれるのが嬉しかった。兄は大木家の次男で両親と上手くいっていないと常日頃母に相談していた。急に家族が増えにぎやかになった。兄の名は信夫と言った。ギターが上手で歌も上手くいつもアパートの物干し台に上がって今で言うギターの弾き語りを♪伊豆のやーまーやーまー、月あーわーく♪と、よく私たちに歌って聞かせてくれた。
私も姉もお兄ちゃんが大好きだった。夜は姉と兄と、3人で枕を並べて寝ていた。ある日の夜中、私は下半身に違和感をもち目覚めた。するとお兄ちゃんはくるりと背中を向けて「母さんに言うんじゃないぞ」といった。内緒にしろということは悪いことに決まっている、と思った私は 翌朝早速母に「体を触られた」と告げると母の表情が驚きで引きつった、さぞ困ったことだろう。借家のせまい家だったので母は監視のため自分の部屋に兄を寝かせて私を守ってくれた。何しろ子供だったのでそれがどれだけ重大な出来事だったのかすっかり忘れて毎日兄の歌を聴いたりお転婆な私は相撲をとって遊んだ。
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