養母の凄い人生
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伯母が憑依
母は相変わらず明るく私たちを愛しそうに眺め時には叱りながら月日は経っていった。そんな平和な日々が流れていたある日の夕方の事である。
外が騒がしかったので母と何事だろうと言っていると近所のおかみさんが「この家の人間だと言っている女の人が太鼓を叩いて大声でわめいているよ」と知らせに来た。驚いた母と私が急いで表に出てみると人だかりの中に髪を振り乱し真っ青な顔をした女が物凄い形相で大太鼓を叩きまくっていた。
母はその人を見るなり「梅ちゃん」と言ってしばらく茫然自失になっていると大太鼓の皮が突然破れハルちゃんはその場で気を失って倒れたのである。
その女性こそ祖母と母が札幌に来て間もなく最悪の生活をしていた頃に男と駆け落ちをした姉の梅だった。数時間が経ち正気に戻ってから聞いた話によると母に会いたくて近くまで来たが昔に家出をして手紙の一通も出していないしなかなか家には来れずうろうろしていたところ自分の信仰している神様のお祭りがあったので太鼓を叩かせて貰っていたと言う。しかし有難いことに神様が自分にのり移ってくださったというのである、そしてしばらくこの家に自分を置いてほしいと言うのである。母は「どんなことをして私たちを捨てて行ったか考えてごらん、おばあちゃんが死んだ今になって現れるなんて卑怯だよ」といって目を真っ赤にしながら恨み言をいった。そして梅おばちゃんは帰っていった。梅伯母さんが家出をしないで、一緒に居てくれたなら母は遊郭などに身を沈めずに済んだものを、怒りはしばらく収まりませんでした。
何の神様かは分からないが子供心に神様を信じるとあのような大太鼓の皮まで破いてしまうような力が出て、あんな恥ずかしい形相を人様に見られるのかとその時から信仰とはなんと恐ろしいものかと思った。
外が騒がしかったので母と何事だろうと言っていると近所のおかみさんが「この家の人間だと言っている女の人が太鼓を叩いて大声でわめいているよ」と知らせに来た。驚いた母と私が急いで表に出てみると人だかりの中に髪を振り乱し真っ青な顔をした女が物凄い形相で大太鼓を叩きまくっていた。
母はその人を見るなり「梅ちゃん」と言ってしばらく茫然自失になっていると大太鼓の皮が突然破れハルちゃんはその場で気を失って倒れたのである。
その女性こそ祖母と母が札幌に来て間もなく最悪の生活をしていた頃に男と駆け落ちをした姉の梅だった。数時間が経ち正気に戻ってから聞いた話によると母に会いたくて近くまで来たが昔に家出をして手紙の一通も出していないしなかなか家には来れずうろうろしていたところ自分の信仰している神様のお祭りがあったので太鼓を叩かせて貰っていたと言う。しかし有難いことに神様が自分にのり移ってくださったというのである、そしてしばらくこの家に自分を置いてほしいと言うのである。母は「どんなことをして私たちを捨てて行ったか考えてごらん、おばあちゃんが死んだ今になって現れるなんて卑怯だよ」といって目を真っ赤にしながら恨み言をいった。そして梅おばちゃんは帰っていった。梅伯母さんが家出をしないで、一緒に居てくれたなら母は遊郭などに身を沈めずに済んだものを、怒りはしばらく収まりませんでした。
何の神様かは分からないが子供心に神様を信じるとあのような大太鼓の皮まで破いてしまうような力が出て、あんな恥ずかしい形相を人様に見られるのかとその時から信仰とはなんと恐ろしいものかと思った。
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