養母の凄い人生
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嫌な自分
その日を期に翌日も翌々日も父に男の子を養子にしたいと説得に明け暮れ私たちの理解を得ようと母は懇願に必死でした。兄が亡くなっていたので私たちは男の子が増える事はやぶさかではなかったのですがこれ以上扶養家族が増えてはまた以前の貧乏暮らしに戻ることは火を見るより明らかでしたし、第一に寝る場所もなければ布団もない、新たにその子の身の回りのものを買い揃えなくてはならないなどと考えると不安で仕方のない私でしたが、母は貴方達には迷惑はかけないからといって1週間ぐらい経った頃、「お父さんがやっと許してくれたからお寺に行ってくる」と言って嬉しそうに出かけていきました。父は根負けしたのでしょう。しばらくして大きな風呂敷の包み¥「を背負った母が散髪したての瞳のきれいな男の子の手を引いて帰ってきました。お寺のお坊さんとはおばあちゃんが亡くなって以来のお付き合いだったので家の事情や母の人柄なども熟知のうえで引き渡してくれたと言う。名前は満といって6才、栄養事情のせいか顔全体にタムシが出来ていた。私にはそれが妙に気になり、彼には触りたくなかった。そのことがきっかけになったのかあるいは末っ子の座を奪われた悔しさからか私は日増しに満をいじめるようになった。母の目を盗んではいじめて泣かせその事が母に見つかって殴られる毎日が繰り返された。
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