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養母の凄い人生

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痴漢
 自分の身体のことで頭がいっぱいだった母ですが、ある日私が度々痴漢に遭っている事を話すと「それはアンタがボーッとした顔をして歩いているからなの、背筋をぴんとしてキビキビと歩きなさい、スキだらけだから変な男が寄ってくるんだ、男好きのするタイプなんだからこれから気を付けるんだね」と、その時は普通に聞いていたのですが後になってあのような言い方は素人は絶対にしないと思います。通学電車の停留所に行く途中の橋に近づくとその痴漢は出てきます、制服で素性は分かっていたのですが、市内の私立高校付属の中学生でした。いつも待ち伏せをしているらしく何処からともなく出てきて私の胸を揉むように触ってサーッと逃げて行くのです。手加減も無くその痛さにかなり辛い思いをしました。その道を通って橋を渡らなければ電車に乗る事が出来ないので毎日が泣きたい思いでしたが間もなく定期代が少々高くつくのですが母が豊平方面から電車に乗れるようにしてくれましたので本当に感謝しました。今の時代でしたら迷惑防止条例ができており相手の学校まで判っているのですからそのままにはしておかないと思うのですが女子の立場が弱かったのでしょうか、痴漢に遭ったぐらいでは警察に届けたり相手の学校に訴えることなど誰もしませんでした。
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